テキスタイル

糸メニュー

糸編集画面から使用できる糸メニューの機能を紹介します。

糸画像を開く

スキャナーから入力した糸を、PLANSの糸データに変換して使用します。
詳細は、糸編集/画像から糸データを作成 を参照してください。


ミックス・ケバ設定

「ミックス設定」では、トップ糸を作成して杢やメランジを表現します。
「ケバ設定」では、糸にケバを追加します。起毛加工した表現(ビーバー、シャギー風)を表現します。

ミックス(トップ糸)の作成

トップ糸を使用したサンプルデータ
3点(9.10MB)

  1. トップ糸にしたい糸を選択、または糸を追加して、糸編集画面を選択します。
  2. カラーパネルの「+」ボタンをクリックして、トップ糸に使用する色を設定します。
  3. 糸メニュー>ミックス・ケバ設定 を選択します。
  1. トップカラーをクリックして追加する色を選択します。
  2. 対象カラー(どの色にトップカラーを描画するか)を選択します。
  3. 色を追加する割合を「∨」プルダウンメニュー(5/20/35/50)から選択、または数値入力します。
  4. トップ」ボタンをクリックします。トップボタンを押すたびに色が追加されます。
  1. 複数色ある場合は、[4]〜[7]の操作を繰り返します。
  2. 作業の取り消しは「取り消し」「やり直し」ボタンで操作します。
  3. 完了したら「OK」をクリックします。

ケバ糸の作成

ケバ糸を使用したサンプルデータ
6点(16.6MB)

  1. 糸編集」タブを選択します。
    ケバをつける糸を作成、または選択します。
  2. 糸メニュー>ミックス・ケバ設定 を選択します。
  1. ケバ設定の「上ケバ」「下ケバ」の数値を設定して「OK」をクリックします。
    最大64(pixel)まで設定できます。
  1. ケバ方式で「自由モード/上下モード」を選択します。
    「ケバ」ボタンをクリックするたびにケバが増えていきます。
    「ミックス」は糸の中の色が混合します。
  1. ループ」に ☑ を入れると、ループが埋もれることなく織り上げできます。
  2. 作業の取り消しは「取り消し/やり直し」ボタンで操作します。
  3. 完了したら「OK」をクリックします。


撚り糸

撚り糸を使用したサンプルデータ
1点(3.1MB)

  1. 糸編集」タブを選択します。
  2. カラーパネルの「+」ボタンをクリックして、撚り糸に使用する色を設定します。
  3. 糸メニュー>撚り糸 を選択します。
  1. 撚りカラーをプルダウンメニューから選択します。
  2. 糸の太さを設定します。
    スライダーをドラッグ(または数値入力)して太さを調整します。
  3. 糸断面図の円の中をクリックして配置します。
    削除する場合は、右クリックしたまま断面図の外へドラッグします。
  1. 撚りの回数/mを設定します。
    スライダーをドラッグ(または数値入力)して撚り回数(10~2000)を調整します。
  2. 撚り方向(Z/S)を選択します。
    • Z:右撚り
    • S:左撚り
  3. 撚り」ボタンをクリックします。
    上のプレビュー画面から糸形状を確認します。
  4. 完了したら「OK」をクリックします。
糸に陰影を付けたい場合
注意

糸の太さが3ピクセル以上の糸を組み合わせた時のみ使用可能です。

  1. 糸を断面図に配置した後「シャド-効果」に ☑ を入れます。
  2. 糸色の深みの段階(1~3)をモードで設定します。
    数値が低い程、濃度の範囲が広く暗くなり、数値が高い程、濃度の範囲が狭く明るくなります。
  3. シャド-強度(0 ~ 100)を調整します。
  4. 「撚り」ボタンをクリックします。
  5. 「OK」をクリックします。
モード1 強度:100
モード2 強度:100
モード3 強度:100
元の形状を保ったまま撚り糸作成したい場合

元の形状」にチェックをつけて、各糸設定の操作を行います。


ループ糸

ループ糸を使用したデータ
7点(18.8MB)

  1. 基本となる糸を作成(または選択)します。
    糸編集」タブを選択します。
  2. 糸メニュー>ループ糸 を選択します。
  1. ケバ設定」項目の上ケバ・下ケバの長さを設定して「OK」をクリックします。
  1. ループ」項目の割合と太さを数値入力して「更新」ボタンをクリックします。

    ループを作成しない色は、「ループ」から色をクリックして除外色に設定します。(色に除外マークが付きます。再度クリックで解除します。)
  1. ループの割合と太さを変えて追加できます。
  2. 操作の取り消しは「取り消し/やり直し」ボタンで操作します。
  3. 「番手設定」ボタンで作成中の糸の番手を変更できます。
  4. 「OK」をクリックします。


かすり糸

かすり糸を使用したサンプルデータ
3点(7.7MB)

  1. 基本となる糸を作成(または選択)します。
    糸編集」タブを選択します。
  2. 糸メニュー>かすり糸 を選択します。
  1. かすり糸として使用する色を選択して「追加」ボタンをクリックします。
    複数色まとめて追加する場合
    連続選択:Shift + クリック
    任意選択:Ctrl(Mac:⌘)+ クリック

    初期設定の長さは60mmです。
  1. 長さ単位を選択します。
  2. 各色のかすりの長さを設定します。
    「長さ」項目の数値をダブルクリックして、任意の数値を入力します。
    (最大サイズ: 4096pixels/約43.4cm)
  1. 「更新」ボタンをクリックすると、かすりの糸が作成されます。
  2. 操作の取り消しは「取り消し/やり直し」ボタンで操作します。
  3. 「↑上へ/↓下へ」ボタンで糸色の順番を変更できます。

オーダー:設定した糸色の順番と長さ(幅)で、かすり糸を作成します。
ランダム:設定した糸色の順番と長さ(幅)を、ランダムにしてかすり糸を作成します。
     「更新」ボタンを押すたびに、かすり色の順番と長さ(幅)が変わります。

  1. スライダーをドラッグして、糸全体のかすりの状態を確認をします。
  2. 「OK」をクリックします。
元の形状を保ったまま糸作成したい場合

「元の形状」にチェックをつけて、各糸設定の操作を行います。

かすり糸を織り上げる場合の糸配置について

かすり糸を織り上げるとき、縞入力メニュー>糸配置ランダム設定 で糸の表示位置を変更できます。
初期設定は経緯100%です。

糸配置ランダム設定 経緯 0%
糸配置ランダム設定 経緯 2%


番手設定

糸番手を変更します。糸を太く、または細くしたい際に使用します。

  1. 番手を変更したい糸を選択して、「糸編集」タブを選択します。
  2. 選択した糸が表示されます。
  3. 糸メニュー >番手設定 を選択します。
  1. 変更したい番手を選択して「OK」をクリックします。
    綾・平 の数値は糸の太さ(mm)です。

    番手表に希望の番手が無い場合は、追加編集が可能です。
    詳細は、糸編集/番手表を作成する を参照してください。
  1. 例:1/3番手 → 1/14番手に変更されました。 

    ステータスバーと糸情報パネルからも変更された番手が確認できます。

背景色

糸の色がグレー系などで糸形状が見えにくい場合は背景色を変更できます。

  1. 糸を選択して「糸編集」タブを選択します。
  2. 糸メニュー>背景色 を選択します。
  1. 色を設定して「OK」をクリックします。
  2. 糸編集の背景色と糸リストの背景色が変更されます。

グリッド設定

グリッドの色を変更できます。

  1. 糸を選択して「糸編集」タブを選択します。
  2. 糸メニュー>グリッド設定 を選択します。
  3. グリッド線カラーを変更して「OK」をクリックします。
関連機能
TOP