マッピング（写真への合成）

1. ファイルメニュー＞開く を選択して、写真と柄を開きます。
2. 写真に選択範囲（身頃）を作成します。
   なげなわツールを選択し、オプションバーに表示される多角形選択ツールを使用します。
   クリック、クリックと続け、線を繋げるように柄を合成したい箇所のアウトラインを囲うように選択範囲を作成します。
   範囲の作成中、backspaceキー（Mac：delete）で1点ずつ戻ります。
   始点まで囲めたら、始点の上をクリックまたはダブルクリックで選択範囲が作成されます。

3. 選択範囲メニュー＞選択範囲を保存 を選択します。
   
   名前を（例：右身頃）と入力して「保存」をクリックします。
   
   選択範囲の読み込みと管理が可能になります。

4. 続けて、選択範囲（右袖）を作成します。
   
   ※保存済みの選択範囲と隣接している部分は、多めにとることがポイントです。

5. 選択範囲メニュー＞選択範囲を読み込む を選択します。
   
   ソースの選択範囲（右身頃）を選択し、演算から「現在の選択範囲から削除」を選択します。
   
   必要に応じて「境界を1ピクセル増加」に ☑ を入れます。
   「読み込む」をクリックします。

6. 選択範囲メニュー＞選択範囲を保存 を選択し（右袖）として保存します。
   
7. 同様にして、必要な全てのパーツの選択範囲を作成します。

8. 選択範囲メニュー＞選択範囲を管理 を選択します。
   
   選択範囲の表示順「↑／ ↓」や名前の変更、削除ができます。
   
   ※こまめな保存をお勧めします。
   ファイルメニュー＞別名で保存で（.4di）形式で保存します。

1. 選択範囲（右身頃）を表示しておきます。
   
   選択範囲メニュー＞選択範囲を読み込む を選択します。
   ソースの選択範囲（右身頃）を選択します。
   
   
2. メッシュツールを選択し、柄をペーストしたい部分（右身頃）をドラッグしてメッシュの外枠を作成します。

3. メッシュポイント移動ツールで、メッシュのライン上を Shift を押しながらクリックして、メッシュライン追加します。

• メッシュラインの追加：Shift + クリック
• メッシュラインの削除：Alt（Mac：option）+ クリック

4. メッシュの縦横の辺や接点を移動し、写真の動きに合わせてメッシュを作成します。
   
   メッシュの作成方法は、マッピング／メッシュの作成と編集を参照してください。

オプションバーの「マスク作成」選択します。
メッシュと選択範囲がリンクされます。選択範囲は非表示になります。

※ver.4.23以下では、オプションバーの「▼」メニューをクリックして「マスク作成」選択します。

肘の曲がった袖のメッシュ作成は、メッシュカーブツールの使用が有効です。

袖の形に沿ってクリックしながらフレームを作成し、最後にダブルクリックで完了します。

• 縮小：[ 　拡大：]
• 戻る：Delete または backspace（Mac：delete ）

メッシュポイント移動ツールに切り替えて、フレーム幅を広げます。ポイントの追加や移動をして、右袖のメッシュを完成します。肘が曲がった箇所等、しわが多い所は、メッシュブラシツールでドラッグしての作成が有効です。

1. 柄データを表示して、1リピート分を長方形選択ツールで囲みます。
2. 編集メニュー＞コピー を選択します。
   
   
3. 写真データ（メッシュを表示した状態）を表示します。
4. 編集メニュー＞ペースト を選択します。
   
   ※ペースト後もメッシュの編集は可能です。
   
   

ペーストする柄がインデックスカラーの場合、「イメージタイプを選択」から、カラーモード（RGBカラー／インデックスカラー）を選択します。
※RGBカラーでペーストしても配色は保持されます。

5. 柄がペーストされます。

6. オプションバーの「マッピング設定」ボタンをクリック（または画像の上で右クリック）して、マッピング設定パネルを表示します。
   
   「リピート」タブから「スケール」を調整します。
   「描画」タブを選択して、柄や影の出方などを調整します。
   
   1. 選択範囲の作成 → 2. メッシュの作成 → 3. 柄の貼り付け の操作を繰り返し、各パーツの合成を行います。

参照レイヤーに設定したレイヤーはアイコンで確認できます。

ペーストした柄がインデックスカラーで配色を保持している場合、「配色」パネルからの配色の切り替えが可能です。

※参照レイヤーが設定されている場合、まとめて配色が切り替えられます。

すでに柄をペーストしたメッシュに、別の柄を貼り付けることが可能です。

1. 新しい柄を用意して、編集メニュー＞コピー を選択します。
2. 写真データ（メッシュを表示した状態）を表示します。
3. 編集メニュー＞ペースト を選択します。
4. 柄がペーストされます。（柄は上書きされます）
5. 参照レイヤー が設定されている場合、まとめてペーストされます。

1. オプションバーの「▼」メニューをクリックして「イメージをレイヤーに」を選択します。
2. マスクオプションを設定して「OK」をクリックします。
3. イメージレイヤーが追加されます。

マスクを保持しない
境界を綺麗にするマスク処理をしていない為、ぼかし表現がディザになります。

マスクを保持する
境界を綺麗にぼかすマスク処理をしたまま、レイヤーを作成します。

インデックスカラー画像の柄をペーストした場合、イメージをレイヤーに作成後も色変更できます。パーツごとにレイヤーは別になっていますが、色は同時に選択できます。変更したい色を全て選択して色変えします。

表示しているレイヤーを統合したイメージレイヤーにします。作成イメージを残しておく場合に有効です。

1. レイヤーメニュー＞スナップショット を選択します。
2. レイヤーパネルの最前面に追加されます。

メッシュレイヤーを選択し、モジュールメニュー＞配色作成 を選択します。
※カラーテーブルを持つメッシュレイヤーに限ります。

配色作成～配色編集～配色プリントの詳細は、配色作成／配色編集 を参照してください。